2016-12-31 アウトサイダー スポンサーリンク 冬の太陽に、手をかざしたら暖かかった。澄んだ空気の中、色々なことを知ってしまう前の純粋さが愛おしくて、また戻ってみたくなったりもした。 何も知らないことの強さを持つあなたが羨ましくて、何もかもを知ってしまった君が憐れで、宙ぶらりんの点に留まる自分が厄介で、愛想笑いをせずに済むような、信じる心が欲しいと気付いた。 馴染めなさを抱えて生きるということ、ひっくり返せば、誰もが抱える孤独を共有出来るということ、いつか、手を握り合える誰かと出会えるということ。