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すっからかん

これからのこと 考えることを 先延ばしにしてきた だからかな 大きな大きな落とし穴に はまってしまった すっからかんのコップに 何を入れたらいいんだろう 無色透明の水は 光にあてたらキラキラするけど 油断すれば すぐ濁る

小さな恋

あの人に会いたくて あの声を聞きたくて やってきました 耳をすませば 遥か遠い時の彼方から懐かしい風が吹いてくる 思い出はいつでも 私を慰めてくれる それだけで 生きられる

底から見た空

息継ぎの タイミングを失う 失望 するのにはまだ早い 底に潜っていれば出会える蒼がある 空は、必ずしも青とは限らない

小雨散歩

ぱらりと頭のてっぺんに 雫 生暖かい空気を含んでわたしに触れる 夏の香りを連れて グレーの雲上の世界が 垣間見える

振り返るのも悪くない

思い出は その人の大事な場所に戻してくれて エネルギーをくれるもの 今年もありがとうございました

マジックアワー

一瞬あの頃に戻ったような感覚に陥る風の匂いと空の色 それに 変わらないこの場所懐かしさはどうしたって今を苦くする

モラトリアムは、この辺で

何かを諦めたような顔で 待っていた言葉そうじゃない そうじゃない わたしが求めていたのは何かが動き出す瞬間は 甚大なエネルギーわかってる わかってる あなたが求めているのはだけどもう モラトリアムは、この辺で

クリスタルツリー

みんなバラバラだけど違うことして交わることさえないけど同じ場所にいるその距離感が心地良い

懐古

記憶の輪郭はいつだって曖昧で リアルにあの日をつれてくる 同じ目線になんかなれっこないのに 偶然の必然に無敵になったような錯覚に陥るまだ陽の落ちない空に打ち上げられたフライング花火のように今を持て余している

ノータイトル

上滑りの会話 君とのタイムラグ これまでの空白を埋めようとすればするほど ぎこちなさで空気が固いあの頃の温度を思い出そうとしても 今が違いすぎるから 気の利いた言葉すべて パチンと割れて蒸気になった最高の幸せが今だって 言えない罪を抱えてる あの…

心の澱

自分を偽ったハードルの高さに 怯む 凪のように佇む難しさ スタンダードは誰が決める?

芽吹く

パレットに、春の色を散りばめて ピンクと緑の境目に芽吹く生 スカートひらり 桜舞う

遊び方

純粋に楽しんだ 無我夢中にいつからか 格好付けるように遊んだ それは遊びじゃなくなった 成長というもっともらしい言い訳を並べてさっき見たばかりの楽しい夢を 忘れてしまうスピードで 惜しいくらい 時は過ぎる

枯れる日まで

ピークに終わりの始まりを見る ナンセンスだってこと 分かってる もやもやが晴れない 梅雨明けに勝ってしまう

色々

色々あるんだよそう言葉を濁す便利説明するのすら面倒な時がある

移り気な波に飲まれて

波に乗り遅れたら 思い切って潜ればいい 海面に出たときの他人行儀な景色に 狼狽えすぎず 背面を預けて漂えばいい

梅雨の間

どう思われるかよりも どうしてあげられるか 相手のベストを常に考えられたら 私も周りも世界も変わる

ホワイトに遠い白

悪いことが起きた時 もっともっと悪くなる、どうしよう じゃなくて これくらいで済んで良かった そう思える君 ポジティブな君 私はそんな君に 憧れて愛されたくて背伸びして見栄を張る ゴミみたいな、空っぽのプライドなんて クシャッと丸めて、遠くの明日に…

弾ける

自分から働き掛けること勇気を出すこと リアクションをあれこれ妄想してもしものネガティブにとらわれてチャンスを逃してきた 安定しているようにみえるあの子も色んなリスク背負って弾けてる

新時代

良き時代を

花降るひかり

光が眩しすぎて 花びらの色が分からない瞳を閉じればその残像が 強烈な程残るのに

白銀

圧倒的な白に試されてる気がする

山の裏側

君が遠くへ行きそうで怖くて 寂しくて 嫉妬した

変化を求める不安と 自由を求める縛りから 陽だまりを眺めてる いつか、あそこへ そんなことを夢見てる

手に入れたいもの

私が手に入れたいもの 自分がどう見えるか そんなことなど気にせず ただ咲き、実をつけ、枯れ行く それだけに、生涯を捧げる 花のような強さ

新年

暮れゆく速さの切なさ新しい空気に心、凛とする

ただいま

暖かな光を あなたに

昼中

24時間分のどれだけ空を見上げなくなってしまった

ある秋の日の風景

当たり前のように 見えていた世界あなたの視界との誤差に 気付いてしまった

天気

雲の流れを読む今日の、君の心答えがそこにある

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