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木枯らし1号

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木枯らし1号吹いて来ました

服の隙間に

哀しい笑顔で通り過ぎました

 

近くのおしくらまんじゅう眺めていました
ぼんやりと佇んでいました

 


摩擦を避ければ暖かさなんて得られない
分かっていても
遠巻きでした


木枯らし1号吹いて来ました
わたしの頬を

冷たく優しく撫でて行きました

 

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