ホワイトに遠い白
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悪いことが起きた時
もっともっと悪くなる、どうしよう じゃなくて
これくらいで済んで良かった
そう思える君
ポジティブな君
私はそんな君に
憧れて愛されたくて背伸びして見栄を張る
ゴミみたいな、空っぽのプライドなんて
クシャッと丸めて、遠くの明日に捨てられたらいいのに
なのに、空から一番星が落ちてくるのを待っている
じっとずっと待っている
澄み切った、あおぞらみたいにカラカラ笑う
そんな君に目を細めるのは
眩しいからじゃない
汚れた自分を、無かったことにしたいから
洗濯したばかりのシャツを
太陽に透かしたら
染み抜き部分は、青白い
どうやっても
白くならない
こすれば擦るほど
ホワイトに遠ざかる